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足場工事における足場の種類と特徴について

街を歩いたり走ったりしていると、足場を組んでいる工事現場を目にします。
この足場には、いくつかの種類があることをご存じでしょうか?
今回の記事では、足場工事に関する足場の種類と特徴について解説します。

足場工事における足場の種類と特徴

くさび緊結式足場

くさび緊結式足場の特徴は、建物の形状に対応可能で盛替え・組み替え作業が比較的簡単なことです。
足場を設置するスペースが狭く建物の形状が複雑な場合に活躍しており、1~2階建ての独立住宅や3階以上5階以下の建物で。

枠組足場

枠組足場は、資材の強度が高くて耐久性に優れていることが特徴です。
そのため、15階建てほどの建物の足場として使われております。
またこの足場を組み立てる部材が50種類以上あるので、組み立てるには知識が必要です。

単管足場

単管足場は、単管とクランプ(つなぎ止め)を組み合わせて作ることが特徴です。
柔軟に足場の形状を変えることが出来るため、狭いスペースでも設置することが出来ます。
また部材も枠組足場に比べて少ないですよ。

吊り足場

吊り足場の特徴は、その名の通り吊り材を使い作業床を吊り下げることにあります。
そのため、地面に足場を設置できない工事で使われていますよ。
例えば、橋梁工事・プラント工事・溶接工事などが代表的です。

移動式足場

移動式足場は別名「ローリングタワー」と呼ばれており、足場の下部にキャスターが付いていることが特徴です。
昇降用のはしごや作業床・手すりなどが組み込まれています。
ちなみに基本的な構造は枠組足場と一緒なので、組立や解体は簡単です。
設備工事・配管工事・塗装工事など、作業に移動を伴う工事に活躍します。

まとめ

建物の高所作業を行うために必要な足場には、以下の種類があります。

・くさび緊結式足場
・枠組足場
・単管足場
・吊り足場
・移動式足場

足場は、職人の作業効率と安全を確保する大きな役割を担っています。
そのため足場の種類や特徴を知り、作業場所に合わせた足場を建てることが大切です。

足場工事の基本的な流れについては、以下のページにご覧ください。

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